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EPDで省エネを見える化

「気候変動時代」-台風やゲリラ豪雨、また地震、山火事など多様な災害が、数十年単位ではなく、毎年のように発生するようになりました。このような事態に私たちはどのように対応していくべきでしょうか。

昨今急がれている対策の一つとして、省エネルギー対策があります。これは多くの環境問題がエネルギー消費に起因していると考えられているからです。

特に人口が集中する都市部において、エネルギー消費量を抑えCO2排出量を減らすことが急がれますが、オフィスビルなど建造物に係るエネルギーコントロールが有効とされています。

日本政府は環境省がリードする形で、「ZEB(ゼブ):Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」-快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物を推奨しています。(参考:環境省Zeb Portal


ZEBの実現に寄与するものとして、創エネ(エネルギーを自ら創り出す)の太陽光発電、また省エネとして、蓄電システム、高性能建材や空調・照明・換気を制御するBEMS(Building and Enagy Management System: ビル管理システム)が挙げられます。こうした技術を駆使することで、より環境に貢献しながらも快適に活動ができるようになりました。

加えて、人々がより省エネに関心を持ち、貢献するアクションをとるように啓蒙することも必要とされています。

BEMS(ビル管理システム)によって集積された情報を見える化し、どれぐらいのエネルギーが消費がされているのか、または削減されているのかを知ることで、省エネに対する意識が変わってきます。
こうした情報の提供は、やはり消費電力が少ないプロダクトを利用したいものです。


電子ペーパー(EPD)は、消費電力が非常に少ないアイテムです。

EPDの特長

  1. [低消費電力]コンテンツの書き換え時のみ電力が必要で、表示中の電力は必要ありません。また、バックライトが必要ないので電力消費を抑えることができます。一度EPD にコンテンツが表示されると無電力で画面表示が保持されます。
  2. [高い視認性]紙と同様のコントラストと、反射率を持つので、光があるほとんどの環境下で、鮮明に表示画面を読み取れます。
  3. [広い視野角]視野角が広いので、どの方向からも見ることが可能です。まるで紙のような視認性です。
  4. [環境にやさしい]電力消費量を抑えることができる次世代のECO プロダクトとして欧米では認識されています。

弊社のEPDは通信が可能です。(LTE対応)また、バッテリーを内蔵することも可能ですので、面倒な工事などは必要なく、壁などに簡単に設置することが可能です。

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産業用LCD, EPDのインテグレーションサービス。ユニークかつ先進的な技術で、鉄道・船舶・カジノなどニッチな市場において、その豊富な実績と経験から様々なプロフェッショナルニーズに貢献しています。